サーフィンが上達しない人の特徴10選


こんにちは。沖縄でサーフィン、SUPサーフィンガイドをしているシオンです。
日頃から経験者や初心者の方にサーフィンアドバイスや体験をして頂いております。
そこで上達していかない人にはある特徴があることに気づきましたので、私の独断と偏見でまとめてご紹介します。
Contents
上達しない人の特徴10選
- 波を観察しない
- 陸トレしない
- 2、3ヶ月に一回のサーフィン
- ストレッチしない
- 目線が下のまま
- ボードが小さい
- 恐怖心がある
- 天気の情報収集をしない
- 人が多すぎるポイントで練習している
- 人の話を聞いていない
ザッとまとめてみました。これは私が初心者の頃に当てはまる項目でもあります…
耳が痛い…そんな方もいたのではないでしょうか。
それでは一つ一つ解説していきます。
波を観察しない

サーフィンは波に乗る遊びなので波を観察することはとても重要です。どこで波がブレイクして進んでいくのか、入る前に見て自分がどこで波に乗って進んで行けばいいのかをイメージする必要があります。
イメージしないままだとどこで波に乗ってすすむのかあやふやなまま波に乗れずに終わることになります。必ず、入る前に5分でもいいので波を観察するクセをつけましょう。
徐々にこの波は乗りやすそう、乗りにくそうなど判断できるようになっていきます。
初心者の波選びについての詳しい解説はこちら
陸トレしない

陸上で不安定な動きだとしたら、不安定なボードの上でうまくテイクオフ動作に入ることは不可能です。
安定した場所でテイクオフ動作の基本を身につけましょう。
最初は地道でなんの意味があるのか分からないかもしれませんが、イメージしながら陸トレしていくと海でスムーズな動きに変わっていきます。
テイクオフ動作についての詳しい解説はこちら
2、3ヶ月に一回のサーフィン

バランス系の競技は上達に時間がかかる…
サーフィンは運動神経がいい人でも上達に時間がかかります。初めてパドリングしてテイクオフできるようになるまで3ヶ月かかることもあります。
1ヶ月に2回ほどの回数で徐々に上達しますが、2、3ヶ月に1回となるとほぼ上達は難しいです。波に乗っている時間は数秒なので、自分で波に乗れるようになるには1年かかるかもしれません。
*テイクオフが安定してきてライディングもできるようになったら2、3ヶ月間隔を空けてもそこまで下手になることはありません。自転車を乗れる様になったらブランクがあってもある程度乗れるのと一緒で手続き記憶といわれて体が勝手に覚えます。
ストレッチしない

サーフィンは腰、股関節をダイナミックに動かす柔軟性が必要です。
テイクオフに入る際には
- 胸を逸らして上半身を起こす
- 後ろ足、前足の順で前に出す
ボードから立っていくためには腰と股関節の大きな動き、柔軟性が必要です。しかも不安定なボードの上で行います。
ストレッチの習慣がない方は腰も股関節の動きが小さくて足が前に出ずに頭から落ちていくことが多いです。また足を出すのに一生懸命でボードが揺れやすく不安定なテイクオフとなりやすいです。
目線が下のまま
初心者あるあるです。

私も人に言えませんが、コンディションが悪かったり波のサイズが大きいと目線が下向きになります…
不安定なボードの上や恐怖心がある場合は安定させようとして足元や手元をみてしまうのはあるあるです。
しかし、目線はサーフィンで最も重要なことです。自転車や車の運転と一緒で見ている方向へ進んでいきます。
【目線が下になると頭が下がり、背中がまるまって、足も曲がりバランスを保てない姿勢となりやすいです。】
イメージはボクサーの様な半身の立ち姿勢です。

目線の重要性についての解説はこちら
ボードが小さい
初心者のうちはボードが大きい方がいいです!


私もショートがカッコいい!からショートから始める!と最初の頃は訳も分からず、ばたばたとサーフィンをしていました。
ショートボードというのは浮力が小さくて不安定です。ただし、慣れている人が乗れば機敏な動きでカッコいいスタイルが出せます。しかし、初心者のうちからショートボードはかなり苦戦します。とてつもない根性と努力が必要となります。
9割以上の人が諦めてショートを使わなくなってしまいます…
初めてのボードは7ft以上の浮力のあるボードでスタートした方が確実にサーフィンの面白さに気づけると思います。
初心者のボード選びの詳しい解説はこちら
恐怖心がある

恐怖心があると体が硬くなりスムーズな動きが出なくなります。サーフィンはリラックスして波に合わせてバランスをとる必要があります。海が怖い、波が怖い場合は上達までに時間がかかりやすいです。
恐怖心がある方の対策方法の解説はこちら
天気の情報収集をしない

良いコンディションで練習すると上達スピードが格段に上がります。波のサイズが腰以下と初心者に優しいサイズ。そして風が弱くて面がクリーンで整っている。そんな日は最高の練習日和となります。
最初は訳がわからないと思いますが、自分で波や風の情報を集めて実際に海に行ってどこがコンディションがいいのか、イメージして予測できるようになるといいですね。
情報収集がめんどくさい人は良い波にあたることが少なくて練習の質が下がってしまいます。
人が多すぎるポイントで練習している
サーフィンにはワンマン、ワンウェーブといわれる危険を回避するための世界共通のルールがあります。一つの波に1人だけ乗るということです。
たくさんのサーファーがいると一つの波にたくさんのライバルが乗っていきます。もちろん上手な人もいるので先にとられてしまいます…
初心者のうちはある程度人が落ち着いた場所で練習する方がたくさん波に乗れて上達できます。
人の話を聞いていない

アドバイスをしても聞く耳をもたない人がいます。聞いているつもりでも実際に行動はしない。そんな方もいます。
基本的に上手な人は優しいし、教え方も上手な方が多いイメージです。しかし、中途半端なレベルの方は口出しがすごいイメージです。*あくまで個人的感想
サーフィン以外の人間関係や職場でも同じだと思いますが、素直にアドバイスを聞いて行動している人は周りに人が集まるし、上達も早いです。
アドバイスをもらっても自己流でやっていっちゃう人は天才か、1人孤独になっていくかどっちかの感じがしますよね。
まとめ
- 波を観察しない
自分の乗る波をイメージできていない。 - 陸トレしない
陸で安定した動作ができないと不安定なボードの上ではさらに無理。 - 2、3ヶ月に一回のサーフィン
初心者のうちは集中してトレーニングが必要 - ストレッチしない
股関節、腰が硬いと寝そべった姿勢からボードの上に立つダイナミックな動きはできない - 目線が下のまま
進行方向を見ないとバランスが悪い、周囲の人にぶつかる危険がある - ボードが小さい
初心者のうちは7ft以上の大きめのボードが楽しい - 恐怖心がある
海、波が怖いと体がスムーズに動かない - 天気の情報収集をしない
コンディションが良い日に練習すると上達スピードがはやくなる - 人が多すぎるポイントで練習している
うまい人が波に乗ってしまって、練習にならない - 人の話を聞いていない
人のアドバイスを素直に聞いて行動する方が上達する