2025.02.13

【SUPサーフィン】波に置いていかれる原因5選

siooon.1231@gmail.com

さき

SUPサーフィンにハマっているんだけど、テイクオフ出来たり、出来なかったり。波に置いていかれるんだけど、どうしたらいいかなー。

Zion(シオン)

こんにちは。
沖縄でSUPサーフィン、サーフィンガイドをしているシオンです。
今回はSUPサーフィンを始めた方に知って欲しい内容となっています。テイクオフにある程度慣れてきたけど、波に置いていかれる回数が多い方に参考になる内容です。
５つのポイントを意識すると波に置いていかれずにテイクオフが安定するので、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

1 結論
2 波に置いていかれる原因5選
3 まとめ

結論

・スタートが遅い
・波を見ていない
・後ろに体重が乗っている
・力が入りすぎてボードが安定していない
・パドル操作が遅い

テイクオフができるかできないか不安定な時期は伸び盛りでもあります。バランス系のSUPサーフィンは上達までに時間がかかるので、諦めずに５つのポイントを意識して何度もトライしてみてください！

波に置いていかれる原因5選

スタートが遅い

最初の頃はどんな波が良いか判断が遅くなりがちです。「これいいかな、ダメかな」迷っているうちにスタートが遅れて波に置いていかれます。「あー今のよかったー」あるあるですよね。波を観察して経験値が高くなるとそれは改善していきます。最初のうちはいいかも？と思ったらスタートしてガンガントライしてどんな波がいいのか経験を積んでいきましょう！
波の情報収集に関しての解説はこちら

波を見ていない

波を観察できていないことも最初のあるあるです。不安定なボードの上、慣れないパドル操作。注意が散漫になって、どの波に乗れるか観察できていないことがあります。

うねりがどんな風にこちらに向かって
どの辺でブレイクするのか
波が向かって来る方向
ブレイクして行った方向を確認する

何度も前後、左右を確認してこの波に合わせて乗る！そんなイメージをしておくと波に置いていかれる回数も減り、スタートも早くなります。

後ろに体重が乗っている

最初のうちは波に合わせたと思ったら後ろに転げ落ちてしまう。または波に置いていかれることが頻発します。
この原因としては後方に体重がかかりすぎていることが多いです。後ろからの揺れに対して後ろに重心を落としてバランスをとろうとするのは重力のある陸上で生活している人間からしたら当たり前のことです。しかし、ボードの上では逆で後ろからの波に乗るために前足に体重を乗せるまたは頭、体幹を前に移動させる必要があります。
波に押されたら膝、腰の曲げ伸ばし、頭・体幹を前に移動させて波の力をキャッチしよう。

力が入りすぎてボードが安定していない

何か手にもっているとどうしても力みが生じます。SUPサーフィンの場合はパドルを持っているので特に力が入りやすいです。力が入っていると関節の動きが硬くなり、バランスを保つ柔軟な動きが出ません。そして、肩周辺に力が入ると頭が下がり気味になって視野も狭くなります。
波に押される瞬間にボードがフラフラしているとうまくテールに波のパワーを受けられずに波に置いていかれることも増えます。
上記で説明した波の観察を行い、パドルはボードの進行方向の修正にするくらいにリラックスするとボードの揺れも減って安定したテイクオフに繋がります。
トロイ波の場合はパドルも重要ですが、SUPボードはかなり浮力が高いので波に合わせるくらいでもぐんぐん進んでくれます。

パドル操作が遅い

最初のうちはしょうがないのですが、パドル操作が遅いです。持ち替えたり、素早くパドルしたりすることは不安定なボードの上では難しい。波に揺られるボードの上では思うように漕げない。パドル操作は波のある不安定な場所よりも、波のない場所などでの練習が早く上達します。
クルージングやターンの練習など波がない日でも漕いでSUPパドルに慣れるようにしましょ。
パドル操作についての詳しい解説はこちら

まとめ

・スタートが遅い
　迷わずにガンガントライしよう！

・波を見ていない
　常にどの波に乗るかイメージしよう！

・後ろに体重が乗っている
　後ろから来る波に前に体重を乗せる意識をして波をキャッチ！
　膝・腰の曲げ伸ばし、頭・体幹の前方移動が大切。

・力が入りすぎてボードが安定していない
　SUPボードは浮力が高く小波でもグングン進む！
　力まず進行方向の修正を意識しよう。

・パドル操作が遅い
　最初はどうしても遅いので、波がない日でも
　パドル、ターンなど練習しよう！