2025.01.12

【初心者向け】SUPサーフィンのテイクオフではパドルは重要でない理由4選

siooon.1231@gmail.com

Zion(シオン)

はいさい。シオンです。
沖縄でサーフィン、SUPサーフィンガイドをしています。
波乗りをしていたり、教えているとふとシンプルで簡単な方法が浮かんでくることがあります。
今回は体力や根性ばかりに頼らずにテイクオフを安定させる方法についてまとめてみました。
SUPサーフィンのテイクオフに困っている初級〜中級者のためにステップアップできる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

1 SUPサーフィンのテイクオフのポイントとは？
2 テイクオフが安定してきたらパドルは最低限にする
3 まとめ

SUPサーフィンのテイクオフのポイントとは？

最初は座って安定した姿勢でテイクオフの練習をする
慣れてきたら座ってテイクオフしてから立って見る
座ってテイクオフが慣れたら立ってテイクオフの練習をする

初心者のうちに立って波に乗ろうとすると落ちてばかりで練習になりません。安定した姿勢で徐々にステップアップしましょう。
SUPサーフィンのテイクオフのポイント3選の詳しい解説はこちら

テイクオフが安定してきたらパドルは最低限にする

何回も練習しているとテイクオフに慣れてきます。そうしてだんだんとがむしゃらにパドルする必要性がないことに気づき始めると思います。その理由を解説していきます。

テイクオフは位置どりが最重要

テイクオフの時に意識しておきたいのは波のパワーを最大限活かせるブレイク前のポイントです。波がそりたってからブレイクしていく場所を見抜くのが重要です。これにはある程度の経験的予測が必要となります。何度も入っているポイントで波が立つポイントがわかっていたり、様々な経験から予測できたりします。
テイクオフにある程度慣れてきたらブレイク後のスープに乗るだけではなくブレイク前のポイントに位置どりしてテイクオフを狙うことも大切です。
波が崩れる前、後のポイントがわかってくると自然と位置どりが最適化していきます。

常に波を観察する

先ほど説明した様に位置どりはとても重要です。早く上達するには波の観察が必要不可欠。遠くから波の動く場所を観察したり、ビーチ付近の中距離で観察したり、実際に入りながら波を観察する。

自分がイメージする波と実際に乗っている波をマッチさせることがいいテクオフに繋がります。
陸にいる時、海に入っている時常に波の形や動く方向を観察していると波のパワーゾーンを見つけられるようになる。
初心者最適な波についての解説はこちら

パドルスピードよりも波の方が早い

波のスピードはとても早いです。パドルでは追いつけないので、ポジションどりが重要。一生懸命パドルしても姿勢や板がブレてテイクオフが乱れます。
波のパワーを十分に受け取れる場所で位置どり、パドルは向きの修正や加速の補助をするくらいに考えると安定したテイクオフに繋がりやすいです。

位置どりが重要でテイクオフ前のパドルが少ない↓

波や風に負けないパドル方法についての解説はこちら

リラックスした姿勢は良いライディングに繋がる

パドルを意識しすぎたり、力みすぎると目線が下がって不安定になる。

力が入ったり足元や手元を意識しすぎると姿勢がわるくなることが多い。
パドルはリラックスして目線は前を意識することが大切。

先ほどもお伝えした通りパドルは向きの修正や少し加速を手伝う程度で、位置どりが重要です。波のパワーを受け取れる位置にいれば軽いパドルからスムーズなテイクオフに入れます。
力を入れすぎないのでリラックスした良い姿勢でテイクオフ、ライディングに繋げることができます。
良いテイクオフは次のステップの横に走る、ターンなどさらなる楽しみに繋がっていく！
横に走るための動作についての解説はこちら

まとめ

・テイクオフは位置どりが最重要。波のパワーを受け取れるポイントでテイク　　　　オフする。
・常に波を観察して波のパワーゾーンを見分けられる様にする。
・パドルよりも波の方が早い。一生懸命パドルするよりも波のパワーを受け取れる位置どりを意識しよう。
・パドルを力みすぎないでリラックスした姿勢でテイクオフに入る様に意識する。

さらにSUPサーフィンについて知りたい、ステップアップしたい方はこちら