サップを車に積む方法と移動方法を現役インストラクターが解説!おすすめキャリアも紹介
こんにちは。
沖縄でサーフィン、サップサーフィンガイドをしているシオンです。
今回はサップボードの移動方法についての解説です。
サップは大きいので車の移動も慣れるまでは大変です。キャリアを買う必要がある方もいらっしゃると思います。
今回は実際に購入して使用してきたキャリアの紹介や移動方法など詳しく解説しようと思います。
Contents
サップボードは車に乗る?
8ft前後なら軽自動車内にはいるのでキャリアなどは必要ないですが、9ft (274㎝)からはキャリアが必要になることが多いです。
大きすぎると車内を占領して運転の妨げになることがあるのでキャリアが必須になります。
サップボードを車内に積む
8ftであればワゴンR、軽バン、NBOX、タントの様な車に入ります。
ミライース軽自動車など車内全長が短い場合は入らないこともあります。
9ftサイズはワゴンR、NBOX、タントなど軽自動車に入らなくなるサイズで、入ったとしても助手席側はほぼ見えなくなり運転が危険となります。軽バンなどには入ります。
助手席を立てていると入らないことが多いので軽自動車の場合は助手席、後ろの席を倒す必要があり、運転手以外乗れないこともあります。
普通乗用車の場合は9ftサイズまで問題なく入ります。
サップボードをキャリアに載せる
車の上にキャリアを設置することで9ft以上のボードでも楽々移動できます。
車の上にボードを持ち上げる
キャリアの場合はボードを持ち上げる作業が必要です。
慣れていない方はかなり大変な作業となります。
・ボードを自分の頭の上に載せながら車の横につく
・持ち上げてテール部分をキャリアに少し乗せる
・ノーズを優しくスライドさせていく感じです。
上記の流れで載せていきます。この時にボードが傷つかないように周りに何もないこと、壁や車に当ててしまわないような注意が必要です。
専用のヒモでキャリアに固定する
ボードをヒモで固定します。ヒモで固定しないとボードが簡単に落ちてしまいます。
左右のキャリアにヒモを通してバンドを締めます。
締めるときにボード側面にベルトを締める部分がくるとボードに傷が付きます。締める金具の部分がボードのボトム面、上の方に来る様にするとボードに傷がつきません。
また強く締めすぎるとソフトボードなどは後が残ってしまったり、破損することがあります。
締めすぎに注意しましょう。
おすすめキャリア
実際に使用したキャリアや口コミ評価が高いキャリアなど紹介します。
TUFREQ VB8 FDA2
雨どいがついている軽バンなどの車種は固定性が高いものが多く、取り付けも簡単です。
ハイゼットカード使用のルーフキャリアですが、雨どいがついていて、車幅が1400mm前後であれば取り付けできそうな構造です。
エブリィワゴン、アクティバン、バモス、NVクリッパーなどハイゼットに似ている車種なら取り付けできそうなシンプル構造です。
雨どいに引っ掛けてボルトで固定するタイプです。
雨どいが太い場合は長いボルトなどを別購入して取り付けられそうなので、ハイゼットカード以外もいけそうです。
私は40分くらいで取り付けできました!
Amazonレビューの評価も高くて日本製で安心です。
カーメイト(CARMATE) inno(イノー)
雨どいがない場合はスクエアタイプのキャリアが必要です。
こちらは先ほど紹介した雨どい固定よりも少し複雑でひっかけてボルトで固定する感じです。
1時間以上格闘しました。
イノーは低価格ながら安心のブランドで人気が高いです。自家用車はほとんどが雨どいがないのでこのキャリアになるでしょう。
Amazonでは車種を登録できますので、自分の車種を登録してキャリア検索すれば合うものを表示してくれます。
イノーやスーリーはキャリア界では有名なブランドです。
車 ルーフ ラック トップ ラゲッジ キャリア 約125×18×7cm 2ピース
クッションタイプのお手頃なキャリア。
クッションタイプは先ほど紹介したキャリアよりも取り付けが簡単で安価なものが多いです。
直感的に装着ができてボードを積むのにも楽です。
難しい取り付け、めんどくさいのは嫌!そんな方にはクッションタイプがおすすめです。
アマゾンレビューでもカヤックを載せている方もいらっしゃいました。評価はまずまずです。
初キャリアやお試しでこちらを買うのもおすすめですね!
ボードを車に乗せる時の注意点
車内ではなく車の屋根に乗せるので強風の時にボードが煽られて落ちることがあります。風速7m以上のときは十分に注意しましょう。人に手伝って押さえてもらうか、風が避けれる建物の影などに移動して積みましょう。
オキナワンサップは強風でボードが飛ばされて岩にクラッシュしてボードを壊したことがあります。数日ショックで立ち直れませんでした…
キャリアに乗せる時に勢いが強すぎるとキャリアや車を痛めてしまう可能性があります、できるだけ優しく置きましょう。
終わったら必ず車を水洗いしましょう。屋根に潮がついてサビの原因になってしまいます。水で洗い流す。定期的にカー洗剤であらったりワックスをかけましょう。
キャリアにボードを積んで車移動する
最初はボードがずれていないかな?ヒモの固定があまくないかな?とドキドキです。
試運転をしたり、遠出しないで近いポイントだけの移動にしましょう。
ヒモの固定があまいと風でボードが斜めになってしまったりします。また揺れなどの衝撃を何度も起こすとバンドの固定が緩むことがあります。丁寧な運転を心がけましょう。
サイドミラーで屋根を見れるようにしたり、信号待ちなどでビルの鏡や前や後ろの車の窓ガラスに映る自分のキャリアをこまめにチェックしてズレがないか確認しておきましょう。
気になったら途中で止めて上を確認しましょう!
3ヶ月、半年経つとある程度なれてバンドの固定走るスピードなどのコツが掴めます。
オキナワンサップはSUPボードを6枚載せて高速道路を走ったりしたことがありますが、問題ありませんでした。基本的に安心して移動できますが、安全のために80キロ以上出すのは控えた方がいいと思います。
まとめ
・8ftサイズのSUPボードであれば軽自動車の車内に積めるが左右の視界が悪くなる。
・9ftサイズであればキャリアが必要になる。
・キャリアに積む時は建物や車に当てない様に慎重に積む。
・バンドで必ず固定すること
・おすすめキャリアはTUFREQ、イノー、スーリー
・強風時はボードが飛ばされない様に注意して、ボードを積んで走る時は80キロ以上出さない様にする。