沖縄のサーフィンは潮が満ちいている時しかできない?なぜ?
沖縄は満潮時しかサーフィンできないって聞いたんだけど、なんで?潮がどのくらいならサーフィンできるの?
沖縄サーフタイムは潮の時間が大切。ウチナータイムの沖縄人もサーフタイムにはシビアですよ!
沖縄のサーフタイムと潮の関係を理解して楽しく、安全する方法について解説します。
Contents
沖縄のサーフタイムと潮
沖縄の海って穏やかなイメージですよね?
海岸沿いはあまり波がなくて白から青に変わる海がキレイ!
波は遠くの方に見える感じです。
これは沖縄特有の島国の地形を表しています。
島の近くは遠浅で約100m以上言った先にサンゴの棚があり、それを超えると急に深くなります。
海のグラデーションが白、エメラルド、青になっているのはその地形が関係します。
島の周りをサンゴ礁の壁に囲まれていてその先は10m以上のどん深!
潮が引くと遠浅になるのはサンゴの壁があるから。
そしてビーチ付近に高い波がないのもサンゴの壁があるからなんです。
潮が満ちていないとサーフィンができないのはそもそも水すらなくなるから。
潮が引いている遠浅の海。
人が立っているところは潮が満ちると立てないくらい深くなります。
うちなーんちゅは時間にルーズですが、サーファーは潮の時間にシビアですよ!
沖縄でサーフィンが出来る目安の潮
約120㎝以上潮が満ちてくるとサーフィンが出来るようになるところが多いです。
しかし、各場所によって若干の誤差はあります。
ある程度の目安です。
引き潮で波が高い場合は120㎝の水深の時にリーフが剥き出しになる時があり危険です。
それでは、メジャーポイントの潮の関係を解説します↓
スーサイドの潮の目安
スーサイドのメインポイントでは120㎝が危ない?
波の高さが腰以上になるとブレイクの時に潮がなくなりサンゴが剥き出しになります。
スーサイドであれば140cm前後でサーフィンした方がいいかなという感じです。
砂辺の潮の目安
砂辺ポイントは主にメインポイントと、コーナーポイントがあります。
メインポイント(ボウルス)であれば110cmでも サーフィン可能です。
ワイプアウトを早めにしないと波がダンバーとなり、確実にクラッシュします。
プルアウトの技術が必要ですので、初心者には難しい。
コーナーポイントでは130cmくらいからサーフィン可能。
沖縄の5大サーフポイントの紹介はコチラ
初心者は潮が満ちる時間にサーフィンしよう!
潮が引く時間は大潮の場合は30分で急激に変化します。
波が割れるポイントも変わるし、潮が引くとホレて早い波になったりします。
初心者のうちは潮が引く前に上がった方が無難です。
ボードをクラッシュして壊れる心配が少ないし、潮が引いて帰れないなんてことも防げます。
満潮から1時間以内には陸に戻りましょう!
沖縄サーフィンは小潮、長潮に注意
目安は120㎝前後からと先ほど説明しました。
各ポイントによっては130〜140㎝からなどばらつきがあります。
また、小潮、長潮の場合には満潮時でも130㎝程度しかない場合があります。
満潮の時刻だけではなく必ず潮位表もチェックしましょう!!
「潮どう?」「Surftide」などのアプリで簡単にチェックできます。
潮以外に沖縄のサーフィンが難しい理由3選にちてはこちら
潮が浅いときに実際にあった危険
やっぱりサーフィンをしているとラスト一本とか!時間的に早めにギリギリで入らなきゃとかありますよね。
私も何度か経験があります。
余裕をこいて上裸でSUPサーフィンをしていて、潮の満ちる時間で110㎝くらいギリギリからスタートして
小波だしなんとかいけるだろとか甘い考えでした。
見事にコケてリーフへ背中から…
血だらけですよ。笑
また潮が引く時間にもう少し、もう少しと粘っているうちにリーフがギリギリに
フィンボックスを盛大にバチこんッ!リーフに当て込みクラッシュ…
数万円がパー!
大事故にならないうちに潔さも必要です。無理も禁物です。
サーフィンで実際にあった危険について5選はコチラ
自然相手にするスポーツは大切なことを教えてくれます!楽しく安全なサーフィンライフにしていきましょう!
まとめ
本州のビーチブレイクしか経験したことない方にはイメージしずらいですが、沖縄はサーフタイムにシビアです。
30分時間を間違えるとボードをクラッシュさせたり、怪我してしまう危険が高まります。
今回の内容が少しでも参考になると嬉しいです。
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